こんにちは!ヒカリです。
今回はメイプルストーリー2の現状最高難易度を誇る月明かりの船長の要塞の攻略をしていきたいと思います。
今回は全体向けの解説とナイト向けの解説どちらも平行して解説をしていきます。
また、ノーマルとハードの違いは体力などのギミックとは関係ないところなのでどちらを攻略する際でもこの解説を理解していれば大丈夫です。
月明かりの船長の要塞とは?
月明かりの船長の要塞とは影軍団の祭壇と同じくカオスレイドダンジョンとなっています。ハードIDやノーマルIDとは違い、週30回制限とは別の週4回制限で入場が可能な6~10人PTで挑戦する高難易度IDです。要求ISは5900となっていて、+13武器だと防具を一箇所+11以上に強化しないと入れないようになっています。そして影君段の祭壇と同じく時間制限があります。また、影軍団の祭壇ではダメージを出すだけでクリア出来ると言っても過言ではなかったのですが、月明かりの船長の要塞ではギミックの処理が非常に重要になってきます。
どれくらいから行っていいの?
火力役
基本的にIS5900を達成した時点でクリアした事のある影軍団の祭壇の難易度と同じ難易度であれば参加してもクリア出来るダメージは出せるでしょう。ですが、ギミックの理解は必須なので予習はしていくようにしましょう。
ナイト・プリースト
IS5900達成したら好きに参加してください。それぞれ火力役とは違った立ち回りが求められるのでその予習だけは欠かさないようにしましょう。
PTに参加する前の準備
参加するメンバー全体向け
アイテム
影軍団の祭壇と違い、回復アイテムがいつも通り使用出来るのでポーションは用意しておくようにしましょう。また、回復が追いつかない場合もあるので治癒オーララペンティアやエリクサーも用意しておくといいでしょう。
また、戦闘の途中で移動がありその際には崖を飛び越えなければならないので青色以上の乗り物、出来れば紫色を用意しておいたほうがいいかもしれません。
初見だとかなり死ぬことになると思うのでデイリーの復活分3回を残した状態でクーポンも10枚以上用意しておくと安心かもしれません。
ナイト向け
スキルは騎士の意思、勝利の歓声、スローイングシールドを10振って信念の守護者にもある程度振っておくと事故が避けられるのでいいかもしれません。初見の場合は騎士の意思、勝利の歓声、スローイングシールド、信念の守護者を10にしておけば良いと思います。残りは適当にいつもどおり振っておいて大丈夫です。また、アイアンディフェンスはつけっ放し推奨です。
アイテムに関しては基本全体向けと同じなのですが、ポーション類の消費は他と比べてかなり多くなるので覚悟しておいてください。
ですが、復活クーポンは逆にそこまで必要ないかもしれません。
ソロ入場で確認出来ること
月明かりの船長ではギミックを駆使することが多く、打ち合わせも行うので地形の把握などソロで入場して確認出来ることは確認しておくことを推奨します。メイプルストーリー2はIDに入っただけでは回数は消費されないので是非活用してください。
地形の確認
打ち合わせの項目で出てくる高台(北東・三時)、左の島(西・九時)、右の島(南東・七時)の三箇所が一体どこを指しているのか確認しておきましょう。これらは見たら一目で分かると思うので迷うことは恐らく無いと思います。
島へ渡る手段の確認
島へ渡る手段は大きく分けて二つあります。一つは乗り物を使って渡る方法。これは全てのプレイヤーが出来る渡り方です。もう一つは移動スキルを使って渡る方法。こちらは職によって渡れる渡れないが変わってくるので確認しておくといいでしょう。島の雑魚処理を担当するかどうかは移動スキルで渡れるかどうかで決めるので渡れる場合には積極的に担当しましょう。
ボスの攻撃パターンの確認
後で解説をしますが、基本的にボスのパターンはとても分かりやすく、ソロ入場でほとんどの動きを確認できます。なのでPTに参加する前にある程度実際に体験しておくことで本番でのチケット消費を抑えられると思います。
一段階目途中までの動きの確認
これは火力が無いと面倒かもしれないので任せますが、全体スタンまでの動きを一通り確認しておくことも出来ます。
PT参加後の打ち合わせ
基本的に月明かりの船長の要塞ではPTが集まった後に打ち合わせが始まります。
ここでは打ち合わせの際に決めるべき事柄とその役割に向いている職業を紹介していきます。
高台(北東・三時)の雑魚処理(1人)1,3,5段階目
高台の上に雑魚が召喚されるのでその処理を担当します。
この高台はジャンプしながら上に判定のある攻撃が出来る職業が基本的に担当することになります。具体的にはウィズやプリーストが担当する場合が殆どです。
左の島(西・九時)の雑魚処理(1人)1,3段階目
右の島(南東・七時)の雑魚処理(1人)1,3段階目
これらはそれぞれの方角にある島に沸く雑魚処理の担当します。
基本的に誰でもいいのですが、乗り物を使わずに簡単に渡れるシーフやルーンブレイダー、ウィザード辺りが担当するのがスムーズに進行できると思います。
2段階目にも沸きますが、スピナーを引っ掛ける可能性や何度も沸くことを考えると処理しなくてもいいと思っています。
クロスボウ担当(2人)4段階目
4段階目に出現するクロスボウを担当します。
基本的にナイトとプリーストが担当することになります。
樽投げ担当(1人)5段階目
5段階目に出現する樽をモクに当てるのを担当します。
基本的に樽投げの得意なプレイヤーが担当します。ですが得意なプレイヤーや経験者が存在していない場合には攻撃点数の一番低いアタッカーを割り振るのが一般的だと思います。
海賊スケリックバイキング(スピナー)の誘導処理担当(1人)2,5段階目
担当を決めますが基本的にやり方は全員が覚えるようにしましょう。
スピナーを6時方向の海にある針の位置まで誘導して処理します。
基本的にナイトが担当します。
本番
月明かりの船長の要塞には大きく分けて5段階のフェーズが存在しています。
なので1段階目がら順にギミックの解説をしていきます。
1段階目(100%~約70%)
全体の動き
ソロ入場で大体のギミックは把握できます。
基本的に雑魚が沸いたら倒す、大砲が沸いたら触る、島や高台の雑魚処理担当は沸いたら処理に走る。ボスの基本的な攻撃方法を覚えていれば特に難しいことは無いです。
広範囲スタン攻撃
2度目の大砲の後にモクが下りてきて全体スタン攻撃を使用してきます。ナイトの近くに集まって殴り続けましょう。仮にナイトが居ない場合は後述の広範囲砲撃の被害を減らすためにモクを囲むようにばらけましょう。
また、プリーストの一回目のホーリーシンボルはここで使うのがオススメですが始めに無敵時間があるので攻撃が通ることを確認してから使いましょう。
広範囲砲撃
広範囲スタン攻撃の後に細長い扇状に即死級の砲撃を行います。ナイトがいればスタンしていないのであたることはありません。もし入り損ねてスタンを食らっているプレイヤーが居る場合は出来るだけ反対側で戦ってスタン中のプレイヤーが巻き込まれないように誘導しましょう。
ナイトの動き
開幕忘れずアイアンディフェンスをつけっ放しにしましょう。
開幕雑魚が沸くのでタイフーンスラッシュで集めましょう。適当に集めて倒すを繰り返していればいいです。大砲を誰もいじってなければいじりましょう。
広範囲スタン攻撃は画面中央に警告が出るのでそれを見て備えましょう。ソロ入場で確認しているのがベストですが、確認していない場合はスタン攻撃は思ったより発動が遅いので発動が早すぎると無敵が切れてからスタンが飛んでくる場合があるので注意が必要です。
その後の広範囲砲撃ですが、稀に無敵に入り損ねているプレイヤーがいるので狙われていた場合は無敵スキルで守るとナイトっぽくて点数が高いです。
2段階目(約70%~約55%)
全体の動き
基本的に1段階目と同じくボスの攻撃を避けながら高台に沸いた雑魚を処理するだけですが、ここのギミックは全体の中で2番目に難しくなっています。
基本的に12時の船の近くで固まって戦います。中央の2/3は使わず戦うくらいの意識で戦ってください。
2段階目は事故率が非常に高い鬼門です。その理由はとんでもないDPSを誇る海賊スケリックバイキング(スピナー)が沸き始めるからです。このスピナーは近くに居るプレイヤーや攻撃を当てたプレイヤーを狙ってきます。攻撃方法を簡単に説明すると一生回ってる引き寄せの無いナイトだと思ってください。しかも触れると5秒耐えられないレベルのダメージを出してきます。これの処理にグダると壊滅します。なので、基本的に中央の上半分もっと言うと船から高台までの間の海ギリギリのラインと船の横にある資材置き場の間を繋ぐ小さい三角形の中で戦います。また、設置系スキルの使用にも細心の注意を払って絶対にスピナーに当てないようにしましょう。
個人的には2段階目の左右の島の雑魚は処理しなくても良いと思ってますが流れでお任せします。
全体スタン攻撃・広範囲砲撃
HPが約55%になると2段階目は終わり3段階目に移ります。その際に1段階目と同じように全体スタン攻撃と広範囲砲撃を使ってきます。何事も無ければナイトの無敵、ホーリーシンボルがあればホーリーシンボルで1段階目と変わらずにやり過ごせるでしょう。ですが、その際スピナーが沸いている場合ナイトはスピナーの処理をしているので無敵が使えません。なので囲む形でバラけるか、ナイトがこちらに向かっているのであれば無敵を使ってくれるので固まりましょう。固まる場合にはモクの右側に固まるとナイトは向かって無敵と言う流れが簡単になるので右側に固まるようにしましょう。出来ればスピナーの処理が終わった直後に55%になるようにHPを調整するのがベストです。
ナイトの動き
基本的にスピナーを処理します。慣れていないのであれば画面下側でスピナーが沸くのを一生待っておきましょう。盾は投げに行ってもいいですが、はじめは投げなくても構いません。角笛も吹かなくていいです。スピナーの処理を何より慣れてください。
スピナーは2匹同時に下側に沸きます。なので盾を投げてタゲをとります。そして水辺の針まで誘導して針で処理をします。こう書くと簡単に見えますが割と引っかかったりと面倒なので後で詳しく説明します。
もしも誰かがタゲを取った場合はそのプレイヤーが自覚して針まで誘導してくれることを祈りましょう。下手にタゲを取ろうと向かった際に先に処理した1匹目が沸く可能性があり、更に悲惨な事態になる場合があるのでタゲを取った人の責任にしてそいつは放棄しちゃっていいです。とにかく沸いたスピナーのタゲを取ることが重要です。
HPが55%を切ると1段階目と同じくスタンからの砲撃をしてくるので無敵を使いましょう。その際スピナーが残っている場合にはスピナーの処理を優先しても構いません。ですが、時間と心に余裕があるのであればスピナーを引き離して無敵を張るという手もあります。成功すれば点数は高いですが、失敗した場合は全体スタンを防げずにスピナーで巻き込んで全滅と言う最悪のシナリオがあるので心に余裕の無い人はやめておきましょう。ちなみに失敗したとしてもどうせスタンしたら誰かしら死ぬのでスピナーがいてもいなくてもあんまり変わらないといえば変わらないです。
スピナーの処理
スピナーのタゲを一度でも取った場合はそのスピナーが死ぬまで必ずマップの下側の海にある針まで移動して誘導してください。一度でも取ったらタゲが跳ねる可能性があるので絶対に厳守してください。
基本的に海に入って針の先端側へ泳いでいけば大丈夫です。ですがたまに左上で詰まることがあるのでその際は右上側の海に一番近い茶色いブロックへ一旦乗ると詰まりが解消されるので詰まりが解消されたらまた泳いで誘導しましょう。
3段階目(約55%~約40%)
全体の動き
全体スタンの後に3段階目へ移行します。3段階目はモクが左右の小島にジャンプするので追いかけて殴ります。雑魚が沸きますがナイトが処理するので放置でいいです。特に注意することはありませんが、小島に飛び移る際に落ちると下はとんでもないダメージの毒なので痛いです。以上で3段階目の解説を終わります。
ナイトの動き
雑魚が沸くので適当にタイフーンスラッシュで纏めて針まで持って行って倒します。以上です。
4段階目(約40%~約20%)
全体の動き
雑魚も沸かない追加モーションも無いモクを殴るだけです。
ちょっとだけ攻撃スピードが速くなっているかもしれません。
以上です。
プリースト(クロスボウ担当)の動き
右下に向かって砲撃をするのでそうしたら右下の島へ移動します。するとクロスボウがあるのでアクションキー長押しで使います。途中で壊されて今度は左に沸くので同じように撃ちます。基本的には以上です。クロスボウを使用している際に砲撃が飛んでくるのですが、ナイトが居る場合無敵を使ってくれる場合があるのでそこら辺は判断してください。
ナイト(クロスボウ担当)の動き
基本的に下側のクロスボウ使用します。爆弾が飛んだら少し誘導してプリーストを巻き込まない位置にずらしましょう。また、砲撃が飛んでくる際には近寄って無敵を使えるアピールをしてクロスボウを使い続けてもらえれば点数高いです。
5段階目(約20%~)
全体の動き
5段階目に入るとモクが船に砲撃を打ち込み毒が充満します。すると地面から1マスの高さまでは毒ダメージが発生します。かなり痛いので移動は基本ジャンプ移動になります。そしてそれと同時に左の建物が壊れて中から浮き輪と樽が出てきます。浮き輪の上に立てばダメージを食らわないので浮き輪を足場に戦います。樽担当が上手く、樽を当て続けられればスタンし続けるので中央と左の島では棒立ちでダメージを食らうことはありません。たまに小島へ飛ぶので追いかけて殴りましょう。その際は階段の上で戦うことで毒を回避できます。右下では樽が届かないのでモクの攻撃モーションをみたら一番上まで登って攻撃を回避しましょう。
浮き輪の配置
浮き輪を持ったまま死ぬと浮き輪は消滅します!浮き輪が減るとそれだけ安置が減り戦いが辛くなるので注意してください。浮き輪は初期で6個あるのでその配置場所について解説します。
- アタッカー用の足場
- スピナー処理用の足場
- ヒーラー用の足場
- 左へ渡るショートカットの足場
- 右の高台処理用の足場
アタッカー用の足場
アタッカーの誰かが適当に設置してください。これは基本的にスピナー対策で戦っていた1/3のエリアに置きます。理由はスピナーを引っ掛けないようにするためです。基本的にアタッカーはこの上で戦います。アタッカー用の足場を2つ用意してもいいですが、どちらも樽を投げる際に邪魔にならないように水辺と砂地の境界辺りに配置するのがいいでしょう。
スピナー処理用の足場
ナイトが自分で置きに行きます。ですが、その際気をつけたいのは地面に資材が散らばっているエリアには浮き輪は置けないということです。このことに気をつけて置いておけば問題ないです。
ヒーラー用の足場
ヒーラーが自分で設置します。基本的にヒーラーは樽投げ担当をヒールすることになります。なので樽の近く具体的には樽のある茶色い地面から2マス離れた水じゃないマス辺りに置いて置くと樽投げの邪魔にならずにヒールがしやすいのでお勧めです。
左へ渡るショートカットの足場
基本的に誰でもいいですが、最悪樽担当がモクが左に飛んだ際に置きに行ってもいいです。これは左の物見やぐらに貼り付けることで左へ渡る際にジャンプで物見やぐらに登って殴りにいけるだけでなく、樽をそこから投げることでモクにスタンを付与出来ます。
右の高台処理用の足場
足場があれば昇ることも出来るので処理が楽になります。必要であれば処理担当が置きに行くようにしましょう。
樽担当の動き
樽を持って投げてモクをスタンさせるの繰り返しですが、上手いこと手前側までモクを引きつけてからスタン出来るようにしましょう。また、スタンが切れるまではスタン付与出来ないのでタイミングを見て投げましょう。全体気絶攻撃をしてくる際は気絶しない時間があるので少し待つか失敗したらすぐもう一回投げれるようにしましょう。また、左の島へ飛んだ際は物見やぐらに引っ付けて浮き輪を設置することで樽が届くので支援しましょう。右の島へ行った場合は樽を持ったまま帰ってくるのを待って構いません。上手く当てれば左右への移動も止めれるようなので慣れたら狙ってみてください。
ナイトの動き
とりあえずスピナーの処理用に浮き輪を一個持っていきましょう。スピナー処理の際にスピナーに掠ると毒とスピナーのダメージが合わさって凄い勢いでHPが溶けます。針を踏んでも凄い勢いで死ねます。ポーションの消費量がやばいです。基本的にジャンプ移動をすることを心がけましょう。もし、樽担当が全体スタンをミスった際には無敵をアタッカーに配れるようにだけ見ておきましょう。
ボスの攻撃パターン
最後にボスの攻撃パターンを一応紹介しておきます。
振りかぶり斬り・大降り・突進
正面に立たなければ大丈夫です。
大砲
対象指定で飛んでくる結構広い地面爆破スキル
弾速は遅いので狙われているのが分かっていれば着弾点をずらして味方の負担を減らせる。
追尾する紫の玉
対象指定で追尾する紫の玉を飛ばしてきます。足元にターゲットマークが出ます。当たると多分死にます。
まとめ
いかがだったでしょうか?現在のエンドコンテンツと言うだけあってギミックがかなりややこしいですが、逆に言えばノーマルとハードの違いは耐久面くらいしか無いので影軍団の祭壇ハードをクリア済みで月明かりの船長の要塞のノーマルをクリア出来ているのであればハードにどんどん挑戦しても大丈夫だと思います。是非IS5900になったら挑戦してみてください!